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パワー オーバー イーサネット
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ソリューションを容易にパワーアップ
PoEとは
PoE(Power over Ethernet)とは、1本のイーサネットケーブルで電源の入った機器に電力とデータを伝送する技術です。PoEを使えば、あとはネットワークに接続するだけです。
PoE技術におけるデバイスの種類
PoE技術は、大きく2つの電源タイプに分類されています。PSEとPDです。イーサネットスイッチなど一部のデバイスは、PSEとPDのどちらのタイプにも分類されることがあります。
PSE=給電側機器
PSE(Power sourcing equipment)は、PoEプロバイダで、PDに電力とデータを供給します。
PD = 受電側機器
PD(Powered Device)はPoE受電機で、PSEから電力とデータを受信します。

PoEソリューションのメリットとは?

デバイスの容量を拡大
マルチポートPoEスイッチでエンドデバイスの能力を拡大。

長距離、高電力バジェット
メガPoEデバイスは、より高い電力バジェットで伝送距離を延長することができます。

ワイヤレスネットワークサービスの有効化
PoE機能搭載のワイヤレスデバイスにより、屋外でのデータ通信が可能になります。
正しいPoE機器の選び方とは?
PoE規格にはどのようなものがあるのか
以下は、PoE規格の比較表です。
規格 | PSE最大出力電力 | PD最大入力電力 | ケーブルの種類 | ケーブルの長さ | パワーオーバー |
---|---|---|---|---|---|
IEEE802.3af | 15.4W | 12.95W | Cat3 | 100m | 2 ペア |
IEEE802.3at | 30W | 25.5W | Cat5e | 100m | 2 ペア |
uPoE | 60W | 51W | Cat5e | 100m | 4 ペア |
Power over HDBaseT (PoH) | Type 2: 60W; Type 3: 95W | Type 2: 51W; Type 3: Depends on cable length | Cat5e/Cat6 | 100m | 4 ペア |
IEEE802.3bt | 90W | 71.3W | Cat5e/Cat6 | 100m | 2 & 4 ペア |
イーサネットで電力供給を必要とするPDは何台ありますか?
13〜25.5Wの電力を必要とする一般的な受電側機器の場合、アドバンテックの802.3af/at PoEスイッチでは、100mの距離から最大20台のPDに十分な電力を供給することができます。
電力予算はどのくらいですか?
アドバンテックは、90W PoEのニーズが高まることを予見しています。あらゆるユーザーシナリオを考慮し、当社ではIEEE802.3bt準拠の90W PoEイーサネットスイッチ、PoEインジェクタ、60W PoEエクステンダを扱っています。
ネットワーク接続距離はどのくらいですか?
• 100m先まで
アドバンテック 802.3bt メガ PoE イーサネット スイッチ EKI-7712G-4FMPI は 90W の電力を提供でき、100メートル離れても71W は保証します。
• 200メートル先まで
Mega PoEイーサネットスイッチは100m先で71Wの電力を供給でき、PoEエクステンダでさらに100m延長が可能です。その場合、PD最大4台までを1ポートあたり30Wの電力出力で使用することができます。
あなたのネットワーク導入環境はどのようなものですか?
埃の多い場所や屋外環境向けに、当社のPoEスイッチはIP30規格のコンパクトな金属製ハウジングを備え、-40~75°Cの広い温度範囲でも動作できるため、外部条件に関係なく安心してお使いいただけます。
アドバンテックの PoE 事例集
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